2006.02.25

モンゴロイドは電気ウナギの夢を見るか

渋谷にある某ホテルの一室。眼前ではセルリアンタワーが圧倒的な存在感を放ち、恵比寿ガーデンプレイスの足下を通過して山手線が描く緩やかな弧の延長線上には、過剰なまでに航空障害灯を明滅させる品川駅東口周辺の高層ビル群が堅牢な要塞の如く水平線の一画を埋めている。そして眼下では首都高をトラックが間断なく飛び行き、この夜景の通奏低音を構成しているのだ。

・・・こんばんは、僕です。今の数行は忘れて下さい。タイトルも無視して下さい。ただ俺はこういう情景が大好きなのよ。窓の外をぼんやりと眺めてると、やはり都市も夢を見るのだと思うのです。二択なら間違いなくレム睡眠だろうな。まぁほぼ引きこもりニートな俺が何故ホテルで優雅にバスローブなんか纏っちゃってるかというと、明日は次男の二次試験前期初日なんですね。その為に両親共々上京していると。そして夕食を一緒に食べたついでに、明日朝に受験生を駒場まで送り届けるという使命を帯び、帰るのも面倒だからホテルにお邪魔してるのです。ちゃんと試験勉強の準備も持ってきてるよ、俺ホント偉いね。脳内をエルミート演算子が飛び交ってますよ。もっとも既に放棄して久しく、先程からはエキシビション見てますけどね。


久しぶりに時流に乗ったネタでも取り上げてみようかな。ここ数週間常にニュースになってる、送金指示メール問題。選挙コンサルティング費の名目で武部幹事長の次男への3000万円の振り込みを堀江氏が指示したメールがあるよ、と民主党の永田議員が言い出したのが端緒で、小泉首相も「ガセネタ良くない!」と批判しているこの問題だけど、俺には多少納得のいかないことがあるのです。

この永田議員、東京大学工学部物理工学科出身なんですね。物工といえば共産党の志位委員長も卒業生でつまり彼は永田議員の先輩に当たるのだけど、これはとりあえず関係のない話。俺が思うに、物工なんてのは「メールらしき文面がが印刷された紙切れ一枚、それもヘッダ情報すら満足に載ってないようなものに証拠能力があるなんて、全くふざけてるぜ」という意見が最も似合う人たちが在籍してる学科なのね。まさにコンピュータプロフェッショナル、卒業生は日立とかNECとかに当たり前のように就職しちゃうんだから。そんな学科に身を置いてた彼なら、あんな紙が何の効力も持たないことなんか十分承知してたはず・・・じゃない?物工にいながらそういう認識を欠いてたなら全くのおバカさんだし、それを分かってて紙切れ一枚にあれほど執拗に拘ったのならそれもまたおバカさんだ。ただ追求される過程での彼の発言を鑑みると、どうやら前者のおバカさんなのだ。うーん、よく分からないぞ。だって物工だよ・・・。

どう解釈しようと彼がおバカさんなのに変わりはないとして、それを支持した前原代表や野田国対委員長の発言にはもう呆れるばかりですね。「仮に国政調査権を行使して口座を調べたとして、どうしてそれが全ての口座だと言い切れるのか?」とか言っちゃったらしいじゃない。「ある」と主張する側に立証責任があるのは常識だし、「ない」ことを証明するのが非常に困難だってことも「悪魔の証明」という名でよく知られた話でしょう。万が一本当に送金の事実があったとして、それを立証できないならば裁けないし、裁いちゃいけない。俺は法律のことはよく分からないけれど、それが法治国家ってもんでしょうが。きっと彼らはその辺の小学生にもバカにされてるんじゃないかな。子供だって喧嘩したときなんか、その辺の原則は守ってるだろうよ。発言の裏にどういう内情があるのか知る術はないけれど、少なくとも発言だけ捉えれば情けないとしか言いようがないね。

さて、結局ありきたりな意見しか書けなかったわけですが。
posted by 道 at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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